朝日リビング株式会社では、戸建木造住宅にお住まいの方に『耐震診断(無料)』を実施しております。
耐震診断って、どこをどんなふうに見るの?
木耐協では、以下のポイントを中心に耐震診断を行うよう指導しています。

  • 地盤の状態
  • 基礎の状態
  • 床の傾き具合
  • 壁の筋交いの有無
  • 浴室の状態
  • 屋根裏を点検
  • 床下に入って、基礎の状態、シロアリの被害の有無を確認

基礎については「コンクリートテストハンマー」と呼ばれる特殊な機器を使って、基礎コンクリートの強度をはかります。機器に内蔵された金属の小さなボールを当てて、その戻り具合で判断します。
また、古い住宅の場合は、基礎のコンクリートの状態も心配です。当初アルカリ性だったコンクリートは、経年変化によって中性化が進んでいることが考えられ、中性化が進むと耐久性に影響し、大きな地震に対抗力も低下します。
(改良された最近の基礎のコンクリートの場合は、中性化しにくいものもあるようです)。
耐震診断では、基礎のひび割れについてもチェックしますので、自分の家の基礎がどんな状態か知ることができ、耐震性についても状況を把握することできます。
筋交いにつきましては、小屋裏・床下等から確認できる際に確認し、それ以外は図面により確認いたします。さらに、「下げ振り」は水平器等により判断し、浴室など水まわりを中心に土台の状態やシロアリの被害の有無を確認したりもします。開閉のしにくい建具などがある場合は、床などが傾いている可能性があります。また、シロアリの被害にあっている場合は 耐震性に著しい低下が考えられるので、対策が必要になります。
※ 2000年5月31日以前に建築確認申請をした建物が診断対象となります。



耐震診断の前には、住宅のカルテを用意して下さい。
こういったの検査を受ける前に、できるだけ住宅の図面(平面図や立面図などのほか、住宅の詳細がわかるもの)を用意しておきましょう。自分の家の屋根裏を見たり、床下に潜った経験のある人は少ないでしょうし、点検口の位置さえよくわからないという人もいるでしょう。そんな状況で、専門家が頼りにするのは図面です。家を買ったり、建てたときに手渡された家のカルテともいうべき書類は大切にとっておき、いざというときにすぐに取り出せるようにしておく事が大切です。

耐震補強工事実施者データ《費用分析》

耐震補強工事をした人に、費用について調べた結果、表のようになりました。

50万円以上~100万円未満が、46.29%
100万円~200万円未満が、31.12%

これら実施データから分かることは、ほどんどの方が「200万円以内で耐震工事」をされている点です。しかし、 木耐協によれば、これまで耐震診断をしたのは約8万棟。これに対して、実際に耐震補強工事をした家は、24%の約1万8000棟。
ほとんどの家が耐震性に不安を抱えながら、建て替えたわけでもなく費用などの問題で補強工事を実施していないのが現状です。

災害を避ける事はできませんが、被害を最小限になくすことはできます。
大切なマイホームを、そして何よりご家族を地震などの災害から守るために、朝日リビングでは無料の耐震診断をお薦めしております。
リフォームなどと一緒に最低限の耐震工事を実施すると費用の面でも、工期の面でも、効率的に、耐震性を高めることができます。
何か分からないことやご不安な点があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。